こんにちは!Henyoharo Percussionの純太郎です!
今回は多くのドラマーが日々取り組んでいる名教本、All American Drummerを紹介したいと思います!
どんな教本なのか、どんな技術が身につくのか、わかりやすく解説します!
全ジャンルのドラマー/打楽器奏者の必修課題
僕の知る限り、クラシックはもちろん、ジャズ、マーチング、おそらくロック・ドラマーに至るまでありとあらゆるジャンルの打楽器奏者が取り組んでいる教本です。
ジャンルをまたいで使われているのはStick Controlと似ていますね!
そんな本著ですが、書いたのはWilcoxonという方。(多分ウィルコクソンって読むと思います)
Wilcoxon自信はおそらくジャズ畑のプレイヤーで、このAll American Drummerの前書きにも”swing”のノリで、ということが書かれています。
とは言え、クラシックの奏者はほとんどの場合even(=swing しない)で演奏します。
自分のジャンルに合わせて取り組み方を変えるのがいいのかもしれませんね!
普段と違う手順で演奏することでスティックを操る能力が向上する!
この教本の特徴の一つがすべての音符に手順が書かれていること。
そして、特にクラシックの奏者にとっては普段と違う手順になっていることがほとんど。
これにより、「なんとなくの手順」ではなく、「意図した手順」で演奏する習慣が身につきます。
そうすることがスティックを操る能力の向上につながるのですね!
記譜と実演の注意点
さて、ここまで紹介してきたAll American Drummerですが、演奏する上で注意点があります。
クラシックの楽譜と少々書き方が違う、という点です。
まずは下の表をご覧ください。
お分かりになるでしょうか!?
一番大きな違いは、基本的にはクローズド・ロールは使わず、オープン・ロールになるという点です。
そのため、32分音符や8分音符に対する6連符が多く出てきます。
そして、装飾音とロールが続いた場合、装飾音も32分音符として演奏します。
このあたりは取り組んでいく中でなれていくしかないですね…
まとめ
さて、ここまでAll American Drummerについてかんたんに解説してきました!
Stick Controlとともに全ジャンル対応の教本ということで、多くのドラマー/打楽器奏者が取りくでいます。
そのため、Youtubeにはおびただしい数の動画があげられていて、見比べるととても面白いです。
なれてくると、「この人はジャズの人かな?」とか「あ、絶対マーチングの人だ」みたいにな事がわかるようになってきます(笑)
皆様も是非取り組んでみてくださいね!
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