こんにちは!HENYOHARO PERUCUSSIONの純太郎です!
今回はAmazonで買えないんだけど、僕がおすすめしたいマリンバの教本を3つ(5冊)ご紹介したいと思います!
なぜAmazonで買えないものを紹介するのか
Amazonで取り扱っている打楽器関連の書籍、教本はまだまだ数が少なく、いい教本なのに知られていないものが多くあるためです!
今回はそんな教本の中から、特に知ってほしいマリンバの教本に絞って紹介していきます!
Amazonで買えないならどうやって買うの?
①初心者〜上級者までカバー!フランソワ・デュ・ボワ著「4本マレットのマリンバ」全3巻
最初に紹介するのは全3巻からなる大作、Françis du BoisのLe Marimba A 4 Baguettes(International Music Diffusion)です。
タイトルから分かるように、4本マレットの教則本です。
なぜこの教本を最初に紹介するかというと、それは日本語訳がついているからなんです。
元はフランス語のこの教本、英語訳がついているのはわかりますが、なぜか日本語訳もついているのです。
そして、
第1巻:入門者〜初心者向け?
第2巻:中級者くらい?
第3巻:上級者かな?
くらいのレベル設定になっているので、初心者の方はとりあえず1巻を買えば問題ないです。
中級者以上の方も、1巻と2巻同時進行、なんて使い方もアリです。
3巻になるとかなり難しい内容になりますが、1巻から着実に進んでいけば問題なく辿り着けるように書かれています。
長く使っていける良書だと思いますので、ぜひ取り組んでみてください!
②2本マレット教則本の金字塔?(上級者向け)コシンスキ著 “TWO” a collection of concert pieces for two-mallet marimba solo
さて、次の紹介するKoshinskiのTWOはその名の通り2本マレットの教本です。
厳密には曲集かと思いましたが、最初の方でかなりのページを割いて2本マレットのテクニックについて書かれているので、教則本としても使えると思います。
*ちなみに英語のみです
どれも難易度の高い8曲が収録されていますが、2曲目のCaleidscópioはYouTubeに多くのマリンバ奏者が動画を載せているので、参考にしてもいいかもしれませんね。
この教本の魅力はなんと言っても曲自体の完成度が高く、そして美しいことです。
腕に思えのある方は是非取り組んでみてください!
③ありそうでなかった?ツェルニーを元にした4本マレット用の教本!Gschwendtner著Czerny 30 Übungstucke
最後に紹介するのは、ピアノ教本を数多く書いたことで有名なツェルニーの作品から30曲を選び、マリンバ(ヴィブラフォン)用にアレンジして収録されています。
どちらかというとヴィブラフォンで取り組むことを前提にしているのかな?と思う曲もあるので、曲によってマリンバとどちらでやるか、両方でやってみて違いを楽しむか、など様々な活用法があると思います。
おすすめポイントとしては、やはり古くからピアニストに愛され続けているだけあって、どれも素晴らしい作品ですし、古典的な和声感覚を身につけるのにも適していると思われるところです。
①で紹介した「4本マレットのマリンバ」第2巻以降と並行して取り組んでも効果的かもしれないですね!
他にいい教則本を見つけたら教えてください!
ここまで計5冊の教本を紹介してきましたが、まだまだ知られていない良書はたくさんあると思います!
「こんな教本あるよ!」「これいいよ!」なんてのがありましたら、コメントやLINE公式でぜひ教えてください!
*HENYOHARO PERCUSSIONではオンライン・レッスンも行っております。
興味を持たれた方は是非体験レッスンを受けてみてくださいね!
また、アレクサンダー・テクニークのレッスンモニターも募集しております。詳しくは下記記事を御覧ください!
コメント