アレクサンダー・テクニーク打楽器

タンバリンの持ち方ひとつで演奏が変わる?② シェイクロール編

この記事をもとにYouTubeに動画を上げました!
そちらもぜひご覧ください!(1月8日公開予定)
楽器の持ち方で音が変わる?〜タンバリン編〜

さて、先日「タンバリンの持ち方ひとつで演奏が変わる?①」と題して腕の軸と楽器の軸の関係が変わることでどう演奏に影響があるのかを説明しましたが、今回はシェイクロール、つまり「振る」ロールの時の楽器の持ち方について書きたいと思います!

よく見かけるのはこんな感じ↓肘~手のラインが斜めになっているので、楽器の中心を通る垂直軸(赤色)と肘を通る垂直軸(緑)が離れています。

今回僕が提案したいのがこちら↓肘と楽器の中心がだいたい同じ垂直軸上にあります。

実際に楽器を持ってこれら2つのポーズを取ってもらうと分かるのですが、二の腕にかかる楽器の重みが全然違います。
これには重力とテコの原理が関係しているのですが、その辺りは省きます(笑)

今回も動画を用意しました。
一つ目はおすすめの持ち方。肘と楽器の中心が同じ垂直軸上にあります。

10小節でも20小節でも振り続けることができます(笑)

次に肘と楽器の中心が別の垂直軸上にある場合

しんどい(笑)腕がプルプルしているのがわかると思います。
1つ目の動画に比べて音もバシャバシャしていますね。

このように、持ち方ひとつで演奏が変わることがわかってもらえたと思います。
これはタンバリンに限らず、他の小物楽器やスティック、マレットにも言えることなので、みなさまも色々研究してみてください!

(最終更新日:2018/11/17)

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