アレクサンダー・テクニーク打楽器

タンバリンの持ち方ひとつで演奏が変わる?①

この記事をもとにYouTubeに動画を上げました!
そちらもぜひご覧ください!
楽器の持ち方で音が変わる?〜タンバリン編〜

今日はタンバリンの持ち方について書きたいと思います!

まず、指導している時によく見かける持ち方がこちら↓

腕の軸と楽器の軸(持ち手とその反対側を結んだ線)が別の方向に向いています。

今回僕がおすすめしたい持ち方がこれ↓腕の軸と楽器の軸がだいたい同じ方向を向いています。

それがどうした?と言われてしまいそうですが、この2つでは楽器の安定感が全く違うのです。
それは楽器を押してみるとよくわかります。

まず腕の軸と楽器の軸が違う方向を向いている場合

いとも簡単に沈んでいきますね(笑)

では、腕の軸と楽器の軸がだいたい同じ方向を向いている場合はというと

もちろん多少は沈みますが、より効率的に反発できているのがわかると思います。
*もちろんこれは自作自演ですので、信憑性に欠けますね。是非、二人一組で「持つ人」と「押す人」に分かれてやってみて下さい!

最後に音の違いを聴いていただきましょう。
(スマホのスピーカよりもイヤホン等で聴いていただけると違いがよくわかると思います。)

結構違うでしょ(笑)

なぜこういうことが起きるのかというと、
・「叩くたびに楽器が大きく動く」ということはせっかくのエネルギーが「楽器を動かすため」に使われてしまいます。
・「楽器が安定している」ということは、エネルギーが効率よく「音を出すこと」に使われます。
*ここで大事なのは「固定」ではなく「安定」であることです。

このように、持ち方ひとつで演奏は変わるものです。

同じネタでシェイクロール編(親指ロールではなく、振るロール)の記事を書きました!

(最終更新日2018/11/17)

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