HENYOHARO PERCUSSIONの純太郎です!
今回はレッスンで実際に使用している教本を紹介したいと思います!
スティック・コントロールという教本なのですが、オンラインレッスンとの相性が抜群です。(もちろん対面レッスンでもよく使用します)
「名前は聞いたことあるけど、内容は知らない」とか「あれでしょ?八分音符ばかり載ってる意味不明なやつ」みたいに思っている方や、「ちょっと最近行き詰まってて・・・」とか「ステップアップしたいんだけど方法がわからない」といった中級、上級者の皆さんにおすすめの1冊ですので、この記事を読んで、ぜひ取り組んでいただきたいと思います!!!
Stick Controlって、そもそも何なの?
スティック・コントロールは、ジョージ・ローレンス・ストーン(George Lawrence Stone)によって1935年に書かれたスネア・ドラム奏者のための教則本です。
ストーン氏の他の著書には、”Mallet Control”や”Accents and Rebounds”があり、いずれも名著とされています。
特徴は?
この教本の特徴は本を開けばすぐにわかります。5ページ目を見てみましょう
*持っていないという方はAmazonの試し読みを見ていただければと思います。
1ページまるまる八分音符!(笑)
しかし、よく見ると音符の下に”R””L”が書いていますね。Rは右手、Lは左手という意味です。
そう、全て手順が違うんです
P5からP7までは八分音符のみ、手順の違う72種類のパターンが書かれています。
他にも、三連符との組み合わせや装飾音、ロールなどの短いフレーズが様々な手順で登場します。
このように、一つのフレーズを複数の手順で取り組むというコンセプトで書かれているのが最大の特徴と言えます。
これをやってどんな意味(効果)があるの?
さて、こんなことをしてどんな意味があるの?という疑問を持った方もいらっしゃると思います。
実際、レッスンでもよく尋ねられます。
どんな効果が期待できるのかを見ていきましょう。
より複雑なパッセージ(フレーズ)を演奏できるようになるために必要
この教本に書かれている手順をそのままスネアで演奏することは稀です。
装飾音やロールがついている複雑なパッセージが出てきたときに、いきなりそれを演奏するのは非常に難しいのです。
そんなとき、普段からStick Controlを取り組んでいれば、比較的楽に難しいフレーズを演奏できるようになります。
つまり、「今すぐ使う技術」ではなく、「これから必要になる技術」を身につけるための練習だと思ってください。
本当に役に立つ技術を身につけるには必須だと思ってください
ティンパニや鍵盤楽器に応用する
さて、上に書いたものよりもこちらの方がイメージしやすいかもしてません。
単純な話、ティンパニや鍵盤楽器を演奏するとき、必ずしもやりやすい手順で演奏できるとは限りませんよね?
そんな時には嫌でも手順の入れ替えが起こります。
そういった状況に対応するための練習とも言えますね。
こんな人におすすめ!
ズバリ、
- 成長の限界を感じている人
- 初心者から中級者/中級者から上級者へのステップアップをしたい人
- 一から基礎を見直したい人
- プロフェッショナル
初心者のままでいいなら不必要
とはいえ、かなり根気のいる教本です。
「楽しければそれでいい!」「いや、プロになるわけじゃないし」といった考えの方には不要かもしれませんね。
なぜオンラインレッスンと相性がいいのか
というわけで、HENYOHARO PERCUSSIONのレッスンでよく使用するこの教本ですが、オンラインレッスンとの相性は抜群です。
なぜなら、
- スティック
- 練習パッド
- スマホ
この三つが揃っていればどこでも受講できるからです。
自宅で楽器が鳴らせない!という方でも、練習パッドくらいなら大丈夫なことも多いでしょう。
ほとんど音が鳴らないものもあるので、パッド選びを間違えなければご近所迷惑にもならないでしょう。
つまり、レッスンを受けるハードルが飛び抜けて低いのがスティック・コントロールを使ったオンライン・レッスンなのです。
是非一度体験レッスンを!
最後まで記事を読んでくださりありがとうございます。
もし、少しでも興味を持ったのであれば、ぜひ一度体験レッスンを受けてください!
ポチッと公式LINEに登録していただき、「オンライン体験レッスン希望」と送ってくだされば、詳しくご案内をさせていただきます!
ではまた次回の更新で!
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