こんにちは!Henyoharo Percussionの純太郎です!
皆さんはスネアの楽譜を見ていて、「この奏法、なんだろう・・・?」と思ったことはありませんか?
スネアって意外と特殊な奏法が使われる機会が多く、名前も似ていて区別がつきにくかったります。
そんなスネアの奏法の中から、特によく使われるものをピック・アップして紹介していきます!
初級
響き線をオフにして演奏する
特殊奏法というほどではありませんが、一応紹介しておきます。
アルセナールなどの吹奏楽曲でもよく使われますね!
スティック以外のもので叩く
スネアは通常ではスティックで演奏しますが、他にもティンパニのマレットやブラシ、手や指で演奏することもあります。
指で演奏する場合
指で演奏する場合、指の「腹」(指紋がある側)で叩く場合と、爪側で叩く場合があります。
楽器本体以外の場所を叩く
次に、楽器以外の場所を叩く場合です。
スティック同士を打ち合わせたり、スタンドを叩いたりする事が多いですね。
ヘッドの叩く場所を変える
特殊奏法というほどではないですが、曲によってはヘッドのどのあたりを叩くのかを指定している場合もあります。
中級:リムショット系
リム(外枠の金属部分)に関係する奏法も多くあります。
リムを叩く
シンプルにRimと書かれていれば、通常はこの奏法です。スティックでリムを叩きます。
リムショット
リムとヘッドの両方にスティックを当てることで劇的に音色を変化させます。オープンとクローズの2種類があります。
オープン・リムショット(Open Rim Shot)
スティックのショルダーでリム、チップでヘッドに当てます。
かなり鋭く、大きな音がします。
単に「リムショット」とだけ行った場合、通常こちらの奏法を指します。
クローズ・リムショット(Closed Rim Shot / Cross Stick)
クロス・スティックとも言います。マッチド・グリップの場合はチップと反対側を、トラディショナル・グリップの場合はチップをヘッドにつけて、ショルダーでリムを叩きます。
ラテン系のリズムを刻む時によく使われます。
派生技:スティック・オン・スティック(stick on stick)
左のスティックのチップをヘッドに押さえつけ、右のスティックで左のスティックを叩きます(逆でもOK)
オープン・リムショットは外すデメリットが大きいため、この奏法で代用されることがあります。
また、スティック同士をこすり合わせることもあります。
上級?その他の奏法
特に名前のついていない奏法たち(多分)
楽譜上では、文章で説明されていることが多いです。
響き線を勢いよく入れて音を鳴らす
読んで字のごとくです(笑)
スティックの持ち手側で叩く
指やスーパーボールでこする
ティンパニでも使用される奏法です。
爪でひっかく/こする
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
一口にスネアの特殊奏法と言っても、色々ありますね!
今回は比較的よく使うものだけを厳選したので、マニアックなものは紹介していません!
アイデアひとつで新しい奏法は生まれてくるので、自分で色々試してみるのも面白いかもしれませんね!
*HENYOHARO PERCUSSIONではレッスン生を募集しております!興味を持たれた方は是非体験レッスンを受けてみてくださいね!
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