打楽器

ティンパニのチューニングはできるだけ静かな環境で!

こんにちは!Henyoharo Percussionの純太郎です!

ティンパニの基礎チューニング、毎日やっていますか?

「やりたくても、周りがうるさくて思うようにできない!」という方は多いと思います。

実はティンパニの基礎チューニングには静かな環境が不可欠なのです!

そもそもティンパニのチューニングと言われる行為には2種類ある

ペダルを操作して正しい音程をつくる

多くの(吹奏楽部の)中高生やアマチュアさんはこちらのことをチューニングと呼んでいるのではないでしょうか。
ちなみに、厳密に言うとゲージ(音程の目安にするためのパーツ)の位置を調整する行為はチューニングとは言いません。

チューニングボルトを回してヘッド(皮)の張り具合を均一にする。

今日テーマにしたいのはこちらです。前述の「チューニング」の前にしておくべきことですね。「基礎チューニング」と言ったりもします。

簡単に「基礎チューニング」の説明をすると、チューニングボルトの近くを順番に叩いていって、全体の平均より音程が高いボルトを緩め、低いボルトを締める・・・というのを繰り返すします。

より詳しい説明はこちらの記事か、

こちらの動画を参考にしてください!

基礎チューニングには静かな環境が必要

チューニングならやっているよ!という方もたくさんおられると思いますが、どんな環境でやっているでしょうか?

すぐ近くで他の人が練習しているなど、静かとは言えない環境で行なっていませんか?

実はこの基礎チューニング、大きな音でやると正しくできない(難しい)のです。なぜなら、強く叩くと皮全体が鳴ってしまうので、肝心の調節したいボルトの近くの音が隠れてしまいます。
そのため、なるべく小さな音で行いたいのです。

・・・が、近くで大きな音が鳴っていると、チューニングの音が聴こえません(泣)

なので、僕が教えている学校では、
・管楽器が音を出す前の時間でやる
・管楽器がいないところに楽器を持っていく
・管楽器に出て行ってもらう(爆)
のいずれかを提案しています。

一番現実的なのは「管楽器に部屋から出て行ってもらう」だったりします。
ティンパニの音程が不明瞭だと合奏に支障をきたします(本当ですよ!)
1日10分、無理なら5分。(1台ずつローテーション)
ティンパニに時間を取ってあげてはいかがでしょう?

コメント

タイトルとURLをコピーしました