音楽理論

旋律の反行・逆行とは?ツェルニー100番楽曲分析第11曲

こんにちは!Henyoharo Percussionの純太郎です!

ツェルニー100番の楽曲分析も11回目となりました!

この11番では、和声や形式に新しい要素はありません。

が、旋律モティーフの反行・逆行がわかりやすく使われているので、そちらの解説をしていきたいと思います!

三部形式登場!ツェルニー100番楽曲分析第10曲
ツェルニー100番練習曲の楽曲分析シリーズ 今回は初めて登場した三部形式について詳しく説明していきます!

まずは形式と和声!

A(a-a’)-B(b-a”)の二部形式。

和声はIとV(7)の転回形のみというシンプルな構成。

Vの転回形が経過和音的に使われているのが特徴といえば特徴ですね。

逆行、反行とは?

では、今回のメイン・テーマに移りましょう!

四角く囲んだ場所に注目してください。
キレイに反対になっているのがわかりますか?

・音の順番が逆のなるのが逆行、
・音の高低を反対にするのが反行です。

なので、この場所は逆行でもあり、反行でもある、ということになります。

この最初のモティーフ(上行している方)は、bでも受け継がれています。
このようにして、曲全体の統一感を出しているのですね!

まとめ

楽曲分析って、本当に見るべき箇所がたくさんあります。
最初は大変だと思いますが、少しずつ慣れていきましょう!

三部形式、ドミナント・ペダル、倚和音 ツェルニー100番分析第12曲
ツェルニー100番楽曲分析第12曲。 この記事では、三部形式、ドミナント・ペダル、倚和音の解説をしています。 徐々に難しくなっていきますが、一緒に勉強していきましょう!

*HENYOHARO PERCUSSIONではオンラインで受けやすい理論のレッスンも行っております。

興味を持たれた方は是非体験レッスンを受けてみてくださいね!

また、アレクサンダー・テクニークのレッスンモニターも募集しております。詳しくは下記記事を御覧ください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました