こんにちは!Henyoharo Percussionの純太郎です!
皆さん、シンバルって重たいと思いませんか?
思いますよね!?
今回は、そんな重たいシンバルを少しでも持ちやすくするコツを伝授したいと思います!
特に弱音で演奏するときや、マーチのように長時間持ち続ける際に有効な持ち方です。
ぜひ最後までお読みください!
腕を意識する
「シンバルの持ち方」と聞いたとき、ほとんどの方が「手や指」の形を連想したのではないかと思います。
ですが、この記事では「腕」に着目してより効率的な持ち方を考えていきます!
よくある持ち方
ごく一般的な持ち方はこちら。
前腕(肘と手首の間)が水平に近くなっていることがわかると思います。

この持ち方が悪いわけではありません。
フォルテで鳴らす場合などに有効ですが、長時間持ち続けたり、ピアニッシモで鳴らしたい時の繊細なコントロールには向きません。
今回提案する持ち方
前述の持ち方ではしんどい!という方はこの持ち方を試してみてください。
先程の持ち方よりも楽器を高く上げ、前腕(肘と手首の間)と二の腕がそれぞれ地面に対して45度位になるようにします。

このようにすることで負担がかかる部分を分散させ、重さを胴体に逃がすことができます。
つまり、腕の筋肉への負担が減るわけです。
大きな音を鳴らすときには不利ですが、弱奏時や長時間持ち続ける時には使えます!
弱奏時に使える!
弱い音を鳴らすときは楽器が安定していたほうが有利です。
そのため、腕への負担が少ないこの持ち方をすることでピアノやピアニッシモが格段に鳴らしやすくなります!
マーチなどで長時間持ち続けるときに使える!
腕への負担が減るということは、長時間の演奏に有利になるということ。
マーチでよく出てくる4分音符の刻みのように長時間持ち続ける場合にとても有効です!
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
最後に一つ注意点があります。
それは、「負担が減る」≠「負担がゼロになる」という点です。
どんな持ち方をしたとしても、楽器そのものが軽くなるわけではないし、度を超えて長時間持っていると辛くなります。
「シンバルは気合と根性」みたいな伝統(?)を残している学校もまだまだありますが、楽器の演奏はすべて物理法則に則り、楽器や体の構造、その人の体格や経験などを踏まえて行いましょう。辛くなったら適宜休息をとってくださいね。
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